20年ぶりの初恋の先輩と

高校時代

現在私は37歳。ちょうど20年前 私が高校生だった頃から大好きな先輩がいました。
この頃の私は、いわゆる芋学生。頭も悪く、運動も出来ず、瓶底眼鏡をかけた田舎の女子高生でした。こんな状態でしたから、自分にも自身が持てず、男の人にも声をかけることすら出来なかったのを覚えています。

そんな時、テニス部活に入部し、こんな芋状態から脱却しようと奮闘していた時、先輩から私に向かって「こんにちは」と声をかけてもらいました。普通の人にとったらなんでもない事かもしれませんが、男の人からこんなダサい私に声をかけてくれる人がいるなんてΣ(・□・;)しかもカッコイイ・・・一瞬で一目惚れしてしまいました。

好きになったので、何ヶ月かたった時に私から告白しましたが、先輩には好きな人がおり、付き合う事は出来ませんでしたが、「友達になろう」と先輩から言ってもらい、それからは自分を磨く意味でも、部活も怠けず誰よりも先に行き、逃げていた勉強も逃げずに徹底的にやり、瓶底眼鏡もバイトで貯めたお小遣いでコンタクトレンズに変え、そうすると自分に少しづつ自信が持てるようになり、自然と私の周りにも友達が増え、先輩とも対等に友達として接する事ができるようにまでなりました。

目標の大学があり、それぞれ進みたい道は別々でしたけど、夏休みは図書館で一緒に勉強し、先生にも絶対無理だと言われていた大学に無事に受かる事が出来ました。先輩とは関西、中国地方とそれぞれ住む場所も道も分かれてしまいましたが、時々思い出したように連絡をとり、近況をメールしたり、時折連絡先がわからなくなる事もありながらも、20年間会う事もないけれど、お互い元気でやってるなという関係でした。

もう、一生このまま会う事はないかもしれないけれど、せめて自分が歳をとって死ぬ時に一目会えたらなぁと思っていた時、私が資格を取るため関西へ行く機会がありました。いちかばちか 連絡先がわからなくなってしまっていましたが、LINEの友達を見ると なんと先輩の名前が!!今まで出でこなかったのに、これは運命かもしれないと先輩にLINEしました。そして何と高校ぶりなので20年ぶりに先輩と再会する事が出来ました。

何から話したらいいのか、この20年間のお互いの話しと先輩と出会えたから今の自分があるんだよっと 感謝の思いをやっと言葉で伝えることができました。本当にこの時ばかりは、人生に悔いなし。もういつ死んでもいいってくらい ほんとにほんとに嬉しくて、帰ってからもホテルの自分のベッドで嗚咽して泣いてしまいました。私の人生のを作ってくれた先輩には足を向けて眠れません。先輩の人生が幸せなものでありますようにと祈っています。